太陽が昇り、辺りはすっかり明るい。
ダウンコートに、シャカシャカパンツを履いて、ニット帽と手袋があっても寒い。
ホッカイロも貼ったけどね、寒い寒い。
コロラド高原がコロラド川によって浸食された地形で、
コロラド川に沿って、約446kmにものびる、
世界でもっともスケールの大きな峡谷、グランドキャニオン。
20億年から2億5000年前の地球の地層が観察でき、
化石の発掘量が世界最多の貴重な場所だそう。
サウスリムとノースリムがあって、観光の中心となるのが、
我が家がいる、ここサウスリム。
珍しく柵があるけど、地面がツルッツルで、
滑って、勢い余って、柵の隙間から、谷底に落ちたら・・・とか怖い妄想ばかり膨らむ。
頼むから、そんな端っこヤメろっての。落ちたかと思った・・・
← 一番右端の外人がこの後、
とんでもないことをしでかす・・・
グループできてるのかと思いきや、
どうやら、右端の外人は単独。
断崖絶壁。
下がどうなっているかもわかんないし、
凍ってるかもしれないのに、
どんどん、ぴょんぴょん下ってく。
バカかーーーーーっ。
ピースじゃねーよ。
しかし、ヤツの向こうに見える地層が美しい。
頭おかしい。
もっともっと危険な場所に移動して、
ぴょんぴょん下って、あんなとこに・・・もう、見てられない。
こっちの外人が焚き付ける。
もっと行け行け~。
でも、本当に本当に相当ヤバいのに、
ヤツは調子に乗って行っちゃうもんだから、
死ぬぞーヤメろ。っていう外人もいる。
( ↓ 画面中央の突き出した岩の上にいるおバカ)
あー。あんな先っぽに・・・
立ったりしゃがんだり。
腕を振って、もっと先へ飛び移ろうとしている。
バカ。
見事あの先っぽに飛び移れても、
二度と戻って来れないよ。アーメン。
どうやら彼は高地民族らしい。
だからか、恐怖心がない模様。
どうやら思いとどまって、無事帰還した。
あー。人騒がせな外人。
まったく、
クレイジーピーポォー。
nori