夏休みの初めの頃、
野球部の息子は、三年生の先輩たち最後の「中日大会」を戦っていた。
Aチーム、Bチーム共に、夏休み前に初戦突破していて、
夏休みに入って、Aチームは19日、Bチームは21日、第二回戦からスタート。
今までの、数々の公式戦や練習試合では、、、
ある時は、チームの雰囲気よく、丁寧な試合運びで勝つ。
またある時は、選手の気持ちが散漫で負ける。
圧倒的な強さも弱さもない、そんな印象があった。
ところがどっこい、
この中日大会が始まってからというもの、
選手の良い持ち味がところどころで発揮されて、
丁寧に、ひとつずつ、
粘り強く、諦めない野球をこなしてきた。
Bチームは、22日第三回戦。
先制点入れるも、相手も必死の攻撃。
一点をかえされて、うぅーっ。悔しい逆転負け。
Aチームは、22日、23日順調にというか、
取って取られて、応援も手に汗握る試合展開。
一点入るたびに、叫び抱き合う母たち。
涙が出る場面もたびたび。
ひとつひとつ勝ち上がり、24日迎えた準決勝。
三年生の先輩は、この大会が最後で引退。
負ける気がしないねー。
ここまできたら、たぶんどのチームの応援者もこう思うんだろうな・・・
どこからくるのかこの自信!!
試合は、始まった瞬間から、終わる瞬間まで、
応援の選手たちの声、途切れない。
母たちは
手を握り
息をのみ
叫び
抱き合い
選手は次へ駒を進めるために
一球一球
一歩一歩
慎重に
粘って
諦めず
準決勝のこの戦いまで、よくぞ連れてきてくれました。
先輩、ありがとう。
残念ながら決勝に進むことできなかったけど、
最後に見せてくれた先輩たちの姿は、きっと後輩たちの胸に焼きついたはず。
あと一年で、
我が子もこの先輩たちみたいにたくましくなれるのかーって。疑問は残るけど、、、
そうなれることを信じて、念じて、一年間応援していこうと誓った母でした。
nori