2分の1成人式①のつづき・・・
2分の1成人式があった日、学校から帰ってきた息子が感謝の手紙をくれた。
産んでくれたこと、育ててくれたことへの感謝の気持ち。
なぜか、小さいときに行ったバリ旅行の思い出。
これからは、自分が私たち親の面倒をみるという宣言。
あ~ありがたや。ありがたや。
ん?
さっきからずっと、手紙に違和感を感じていた私。
あっ!これだ・・・
翌朝、私が感じた違和感には何も触れず手紙を社長に見せた。
気づかなきゃ~いいけど、気づくだろ~な~
「おい、息子。この手紙おかしないか?」と社長。
「どこが?」何がおかしいかまったく分らぬ様子の息子。
おかしなことになっているフレーズを声を出して何度読んでも気づかぬ息子。
「このウチは、ママが一番強いの?」
あぁ、やっぱ気づいたぁ~?社長。
手紙に登場する両親への呼びかけのフレーズが全部、
ママが先、パパが後の
「ママ・パパ」になっている。
そう言われても、ワケがわからぬ息子。
まぁ、まぁ、まぁ、まぁ。
ママが強いとかじゃなくてさ~
息子と私は一緒に居る時間が長いから、ついついだよ~。
ただ、それだけだよ~社長。
気にするなって!
とは言え、ナニ?この優越感。フフフ・・・
息子よ、もっともっと歳とって、ママとパパが弱ったら、
ちゃんとパパの面倒も見るのだよ。
nori