ぎゅるぅり~ぎゅるぅりぃるぅり~
あぁ・・・お腹が・・・出そうで出ない・・・
普段の便秘症が、ここでも威力を発揮。
朝飲んだバリウム、さっさと排出したいのに。
全然ダメ。
もらった下剤も飲んだのに。
一緒に胃がん検診受けた社長なんて、検診してすぐ出たんだって。
さすが下痢症。
こういう時はうらやましい。
年に1回とは言え、いつ飲んでもイヤだね、バリウムってヤツは。
20年ぐらい前のバリウムって確かマックのドリンクLサイズぐらいあったよ。
それに比べたら、小さい紙コップサイズだもん、見た目は楽勝。
「じゃ、コレどうぞ」って渡された紙コップ。
ズッシリ・・・わかっちゃいるけど、何?あの重さ、飲む前から吐きそう。
始めにバリウム一口。
次に恐怖の発砲剤。
最後は残りのバリウムを一気飲み。
コップ渡された時から泣きそうなのに・・・
ゲップは検査終わるまでガマンね~って言うけどアンタ、
できるかいな。
バリウム飲んでるはしから出ちゃったよ。
グルグル、右に左に、あっち向け、こっち向け。
いつ吐いてもおかしくない。
こんな方法しかないのかな~本当にイヤだ。
私は乳がん検診も受けた。
2回目だけど、私にとっては、これも拷問のようだ。
この前、友達とマンモグラフィの話になって、
バストサイズ、S・M・Lのランプが点くらしいって話で盛り上がった。
ホントかな~
そんなの検査に何の関係が?
小さすぎ大きすぎとか、測定外でランプが点かなかったら、失礼な話だ。ガーン。
板と板に片パイはさんでレントゲン撮影なんだけど、
上からはさまれて撮影と、横からはさまれて撮影と、
機械の力で自動ではさまれるから容赦ない。
この状態の私の存在を忘れられたら・・・とか
この状態で大地震がきたら・・・とか考えると超怖い。
自力では脱出できんこの圧力。
肩の力抜いてね~って、痛すぎて、どこの力も抜けません。
はさまれてる側の足なんて、かかとが床から離れる始末。
吊るされてる・・・
そりゃ~痛いのなんのって。
TOM&JERRYなら片パイがヒラヒラ~になってる感じ。
なのに、撮影失敗(ん?サイズに問題が?)により2回も余分にはさまれた・・・
あぁ~まだ痛い。
で、S・M・Lのランプがあったかどうかも確認できず。
そんな余裕あるか~い!
胃がんも乳がんも、こんな拷問のような検査でも、
異常なしなら、そんなうれしいことはない。
みなさんも、がん検診、しっかり受けましょ~ね~。
nori